商標・特許について

 まず主催していただける団体様、個人様、ならびに参加企業様、参加店舗様、すべての皆さまに対し、商標使用料は無料となっております。その点は安心してご参加くださいませ。
さらに『選挙割webシステム』における特許権も当協会で管理しています。投票済み証明書または投票所看板画像、投票所位置情報等により、割引クーポン発行などのシステムの開発・運営権利は当協会で保有しております。開発・運営ご協力にご関心ありましたらご連絡くださいませ。なお特許権については当協会に断りなく使用することは固く法律で禁じられています。
もちろん『センキョ割』『投票割』『Voting Rewards』は当協会が管理する登録商標となっております。したがってそれに類似する(例えば、せんきょ割、選挙割、~選挙割、~とうひょう割など)のカタカナ、漢字、修飾語付き名称もまたすべて商標権範囲内となります。
商標使用料取得理由と無料の理由は、
公職選挙法を踏まえた独自ルールを設け、それをご参加店舗様や企業様に遵守していただくための、あくまで便宜的な手段です。
センキョ割を全国によびかけ、ボランティアベースで拡大する中で、どうしても過去に勘違いから特定政治家や、特定の政治思想を支持する文脈の中でセンキョ割を意識せずとも使用する地域のケースがあったためです。このような事態に対し、注意喚起し、時に強制的に改善してもらう必要があり、その中からルールを守ることを徹底することが肝要だと実感しました。そのために商標権を取得、運用してまいりました
たった一つの参加店舗様が、公職選挙法に抵触する振る舞いをすると、全国すべてのセンキョ割参加企業、店舗様の善意とセンキョ割文化に傷がついてしまいます。このリスクを避けるために民間企業ながらに商標を取得し、全国普及活動をしてまいりました。現在も活動における多様な相談や支援を実施しています。
センキョ割を育て、文化として定着させるためには、足取りは重くもじっくりと品格を保ちつつ、地域に密着させていく道程こそが効果があると考えています。一過性のブームで終わらせないことが重要だと考えています。
あくまで選挙にもクリスマスやお正月、バレンタインデー、ハロウィンのような、国民的文化行事ムードを重ねることで、地域活性化並びに結果的に成熟した投票行動、社会参加意識向上に寄与し、できるだけ全国に浸透してもらう中で、公平性を担保していきたいと思っています。
ですから商標使用料などは一切頂きません。もちろん各地域での主催団体様が運営費を徴収することについて、こちらは口出すつもりはありません。あくまでルールを遵守してもらうことを求める次第です。
おかげさまで、いままで全国の各センキョ割実施団体様、各参加店舗様、各企業様の皆さまには、快く趣旨をご理解いただき、おおむね違反なく実施してまいりました。もちろん、現在も全国から参加の問い合わせ、一緒に広める活動をしましょうと数多くお力添えもいただき、皆で盛り上げる機運が高まっております。おそらく昨今の民主主義そのものの価値の低下に危惧を抱く方々が増えていることもあると推測しております。これからも皆様とともにセンキョ割の文化をひろめられればと存じております。